最終更新日2017/7/31
先月の事ですが、docomoの販売する端末におけるSIMロック解除の条件が変更になりましたね。それにより、2015年5月1日以降に発売された機種であれば、条件を満たせば購入当日にもSIMロックを解除することができます。
2年前の機種を新品で購入というケースはあまりないでしょうから、ここ1年以内に買い替えた場合や、これから機種変更する際には即日のロック解除が可能ということになりますね。
今回は機種変更してきたiPhone7を使って当日のSIMロック解除を行い、手順を綴ってみようと思います。
docomo端末のSIMロック解除方法
<目次>
SIMロックと解除って?
そもそもSIMロックや解除って?という方がいらっしゃるかもしれないので簡単に説明します。わかる方は読み飛ばしてください。
携帯電話にはSIMカードと呼ばれるカードが内蔵されており、そのカードを使って通信を行っています。
そのSIMカードは携帯キャリア各社によって異なり、docomoで契約すればdocomoのカードが、auならauのカードです。
このようなカードです。左からdocomo、au、ソフトバンクのもの
携帯キャリア各社は自社の販売した端末には自社のSIMカードでしか使えないようにロックをかけているため、見た目は変わらなくともdocomoのiPhoneではauやソフトバンクのSIMを入れても通信ができないということになります。
そのロックを解除することを一般的にSIMロックの解除と呼びます。他キャリアのSIMカードを使えるような状態にすることができるのですね。
1つの端末で様々なキャリアのSIMカードを扱えることになるので、いわゆるSIMフリー端末と同じような使い方ができます。
詳しくはdocomoのお知らせより
「ドコモからのお知らせ : SIMロック解除の受付条件を一部変更 | お知らせ | NTTドコモ」
公式ページによると対象機種は以下の通りです。
iPhone6s、plus以降
iPhone SE
ipad mini4以降
iPad PRO以降
androidの場合は型番の末尾が「H」(Xperia Z5ならSO-01H)以降の端末は対象です。
型番「G」については後半のモデルは対応、型番「F」以前は非対応です。
(あくまで購入当日のSIMロックの解除の場合に限ります。)
対応機種について上の公式のページから確認できます。
docomo端末のSIMロック解除条件
SIMロックを解除するためにはいくつかの条件を満たしている必要があります。ここでは購入当日のSIMロック解除の条件に絞って見ていきます。
① 2015年5月1日以降発売の機種であること(購入日ではありません)
② 機種代金を一括払いで購入していること(分割の場合は購入後100日経過後か、対象回線にて過去にSIMロック解除を行っており、その日から100日以上経過していること)
③ 機種購入回線の契約が継続している、または解約日から100日以内であること
※端末購入サポート機種の場合は一括払いで購入していても100日経過するまでは不可、但し一括払いかつ、端末購入サポートの解除料を支払えば可能。とのことです。
上記の点を満たしていれば、購入当日のSIMロック解除が可能です。
中古で白ロムを買って即解除…という訳にはいきませんが新規やMNP、機種変更などで購入し端末購入サポート機種でなければおおむね問題なさそうです。
今回紹介するのは機種変更にて端末代金一括払いにて購入したiPhone7です。
手続き費用
手続き方法によってかかる費用が異なりますのでご注意ください。
Mydocomoサイト:無料
コールセンター(151):3000円
ドコモショップ:3000円
3種類方法がありますが、特別な事情がなければWEBサイト上での手続き一択ですね。
無料でロック解除ができるのは大きいです。
なお、回線契約が解約済みの場合にはドコモショップ店頭での手続きのみとなります。
手続きの手順
では早速解除の手続きを進めましょう。料金面やショップに行く手間を考え、今回はWEB上で進めていきます。
トップページから「ドコモオンライン手続き」をクリックします。
手続きの一覧が表示されます。下の方にありますので、画面をスクロールし「SIMロック解除」欄の「お手続きへ」をクリックして進みます。
dアカウントのログイン画面が表示されました。
アカウントとパスワードを入力してから「ログイン」をクリックします。
(共用PCでアクセスする場合には「次回からIDの入力を省略」はチェックしないようにしましょう。ログイン情報が残ったままになることがあります。)
dアカウントが不明な方はこちらで確認方法が見れます。
「dアカウント」でログインすると以下のような画面が表示されます。
SIMロックを解除したい端末のIMEI(製造番号)を入力します。
IMEIの確認方法は、端末やOSのバージョンによって多少異なるかもしれませんが
iOSの場合には「設定」>「一般」>「情報」と進んで表示されます。
androidは「設定」>「端末情報」>「機器の状態」>「IMEI情報」です。
端末が入っていた箱にも印刷されていることが多いので、そちらを見てもいいかもしれません。
製造番号の簡単な調べ方はこちらの記事にまとめています。
IMEIを入力したら注意事項を確認しましょう。
受付確認メールはなくてもいいと思いますが、念のため私は希望にチェックしました。
問題なければ「次へ」で進みます。
最終確認画面です。よく読んでから「手続きを完了する」をクリックします。
これで全ての手続きが完了です、お疲れさまでした。
操作に慣れている方であればほんの数分でSIMロックの解除ができます。ネットであれば費用もかかりませんし、やっておいて損はなさそうですね。
docomo端末のネットワーク利用制限を○にする方法はこちらから読めます。
ここまでお読みくださりありがとうございました。