最終更新日2017/06/18
昔に流行ったゲームをやりたくなることってありますよね。
私も懐かしのゲームを掃除中に見つけてどうしてもやりたくなってしまいました。
家で実機でゆっくりプレイするのもいいのですけれど、今回は出先でもプレイできるようにWindows10タブレット(TECLAST Tbook11)を使ってセガサターンのゲームをプレイする方法を紹介しようと思います。
今回使用するものは以下の通りです。
・ゲームディスク
・Win10のPC
・SSF(エミュレーター)
・CDmanipulator(CD取り込みソフト)
・DEAMON TOOL(仮想ドライブソフト)
<目次です>
SSF(エミュレーター)を使ってゲームをプレイする
SSFについて
PCでセガサターンのゲームをプレイするには、エミュレーターというソフトをPCにインストールする必要があります。セガサターンのエミュレーターにもいくつか種類がありますが、再現性が高く人気なのが「SSF」です。今回はこちらを使っていきます。
動作環境は以下の通りです。(公式ページより)
実行に必要な最低環境 | 推奨環境 | |
---|---|---|
OS |
WindowsXP/Vista/7/8 32ビットor64ビット |
同じ |
CPU | FPU MMX SSE SSE2 TSC搭載のCPU |
Intel Core 2 Duo~ AMD PhenomⅡ~ |
メモリー | 256MB以上 | 512MB(Dual channel)~ |
グラフィック | DirectX9.0cに対応 | 同じ |
サウンド | DirectX9.0cに対応 | 同じ |
CDドライブ | MMC3に対応したドライブ | 同じ |
私もPCには疎いので詳しくは公式ページから確認してみてください。
ちなみにTbook 11の場合
CPU:Atom Z8300 1.44GHz メモリー:4GB なのでCPUが不安です。
快適には動かないかもしれませんね…
では早速進めていきましょう。
SSFをダウンロードする
「SSF メインページ」へアクセスする。
Windows7以降はテストバージョンを推奨します。と書かれていたので今回はテストバージョンを選択しました。
「ファイルを保存する」にチェックをして「OK」で進みます。
ダウンロードする場所はどこでも大丈夫です。私はデスクトップにしました。
SSFフォルダを解凍する
フォルダはZIP形式になっているので解凍しておきましょう。
右クリックでメニューが開きますので、「すべて展開」をクリックします。
どこに解凍するか聞かれるのでお好きな場所に置きましょう。
CD取り込みソフトをダウンロードする
エミュレーターはこれで終わりです。続けてゲームディスクをPCに取り込みます。
CDドライブを常時接続している環境にある場合はこの手順は不要です。
今回はタブレットでのプレイなのでCDを取り込む必要があります。
無料のCD取り込みソフトで定番のCD Manipulatorを使っていきます。
既に取り込みソフトがある場合にはそちらで大丈夫です。
「CD Manipulator」公式ページにアクセスします。
「Version 2.70 Final」をクリックしてダウンロードします。
先程のエミュレーターと同じくZIP形式になっているのでデスクトップにダウンロードして解凍します。
ゲームのイメージファイルを作成する
ここからは手元のゲームをPCに取り込む作業です。
解凍したフォルダの中から「Cdmanipulator.exe」をクリックして起動します。
CDmanipulatorが起動しました。ゲームディスクを入れてから「CDからイメージを作成します」というボタンをクリックしましょう。
少し待つと取り込みが完了します。
今回は「ゲーム名.img」と「ゲーム名.cue」という2つのファイルが作成されました。
仮想ドライブソフトをインストールする
ここまで来たらあと少しですね。仮想ドライブソフトで定番の「DAEMON TOOL」をダウンロードします。Lite版なら無料で利用できます。
無料版を「ダウンロード」すると「DTLiteinstaller.exe」がダウンロードされます。
そちらをダブルクリックしてインストールを進めましょう。
「広告付きの無料ライセンス」をクリックします。
進めていくと言語の選択がありますので、特に問題なければ「日本語」>「無料ライセンス」を選択して進みます。
インストールする項目を尋ねられることがありますので、必要のないもののチェックは外しておきましょう。
インストールが完了するとソフトが起動します。
これで、PCにCDドライブ(仮想)が1つ接続された状態になります。
チュートリアルがありますので必要があれば見ておきましょう。
チュートリアルが終わると以下のような画面になりますので、先程取り込んだディスクのイメージを読み込ませます。
画面左下のボタンをクリックして、先程取り込んだCDの「ゲーム名.cue」を選択します。
これで下準備は全て完了しました。後は実際にゲームを起動させるだけですね。
SSFを起動する
解凍したSSFのフォルダーから「SSF.exe」をダブルクリックして起動します。
するとこんな画面が出てきました。
XAudio2Create error ということで起動できないようです。
別環境のWindows8では同様の手順で無事に起動できました。
調べてみるとどうやらDirectXの問題のようでした。
Download DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ from Official Microsoft Download Center
ここからダウンロード後インストール、再度SSFを起動してみます。
なんとか無事に起動することができました。
音も鳴るし動作に問題はありません。
ですがTbook11ではスペック不足なのか、処理がかなり重くカクカクです…
数年前に購入した別のノートPCでは快適に動きましたのでAtomでは厳しいのかなぁ…
再起動してから常駐ソフトをいくつかオフにすることで重さを感じることなくプレイできるようになりました。(そりゃあブラウザで複数タブ開きっぱなしじゃ重いですよね…)
SSFにて動作可能なソフトはWikiにて確認できます。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
※環境によってはこちらの方法で上手くいかないこともあります。自己責任でご利用ください。